五十肩で腕が上がらない…それ、実は肩が原因じゃないかもしれません

五十肩で腕が上がらない原因は肩ではなく、肩甲骨や姿勢にあるケースも多く、動きのバランスを整えることが改善のポイントになります。

「腕が上がらなくて、シャツを着るのもつらい」
「整形外科に行ったけど異常なしと言われた」
「湿布を貼っても全然変わらない」

こういった悩みで来院される方は、本当に多いです。

そして正直なところ、
腕をいくら治療しても変わらないケースも少なくありません。

今日はその理由についてお話ししていきます。


目次

レントゲンで異常なし、でも痛い理由

整形外科に行ってレントゲンを撮り、
「異常ありませんね」と言われた経験はありませんか?

湿布や痛み止めをもらって帰るけど、
痛みは残ったまま。腕も上がらない。

そのまま様子を見ていたら、
気づいた時にはさらに悪化していた…という方もいます。

実は五十肩は、
原因をしっかり見ていくことで改善することも多い症状です。

ただ、

「腕が痛い → 腕を治療する」

この流れになってしまうと、
なかなか変化が出にくいことがあります。


原因は腕ではなく“動きの問題”にあることが多い

ではなぜ腕を治療しても変わらないのか。

それは、
そもそも原因が腕ではないことが多いからです。

多くの場合は、

  • 肩甲骨周りの動き
  • 背中(胸郭)の動き
  • 姿勢バランス

このあたりが関係しています。

本来、腕を上げるときは
腕だけで動いているわけではなく、

肩甲骨も一緒に動きながらサポートしています。

しかし、

背中が丸くなっていたり、
肩甲骨の動きが悪くなると、

腕だけで無理に上げようとする形になります。

その結果、
肩関節に負担が集中し、

「腕が上がらない」「痛い」

という状態になります。

つまり、

👉 腕が原因というより、“腕に負担が集まっている状態”

というケースが多いのです。


なぜ肩甲骨や背中の動きが悪くなるのか?

一番多いのは、

  • デスクワーク
  • 長時間のスマホ操作

こういった前かがみの姿勢です。

胸の筋肉が縮み、
肩甲骨が外に引っ張られた状態が続くことで、

本来の位置からズレて動きが悪くなっていきます。

また、

  • 過去の肩や首の痛み
  • 無意識のかばう動き

これらがクセとして残り、
結果的に動きが制限されているケースもよくあります。


腕を触らずに改善したケース

実際に来院された方で、
半年ほど腕が上がらず悩んでいた方がいました。

いろいろな整体や整骨院に通ったけど変わらなかった、
という状態で来院された方です。

この方の場合、
腕そのものではなく、

肩甲骨や背中の動きを中心に整えていくことで、
結果的に腕が上がるようになりました。

「腕をほとんど触っていないのに上がるんですね」と
驚かれることもありますが、

原因になっている部分が変わると、
結果も自然と変わっていきます。


自分でできる簡単セルフチェック

ご自身で確認できる方法もあります。

腕を横から上げてみる

壁の前に立ち、腕をゆっくり横から上げてみてください。

このとき、

👉 肩が耳に近づくように上がってしまう方

は、肩甲骨の動きがうまく使えていない可能性があります。

本来は、肩をすくめるのではなく、
肩甲骨が回旋しながら腕が上がっていきます。


背中で手を組んでみる

背中で両手を組もうとしたときに、

  • 片側だけ届かない
  • 窮屈な感じがある

こういった場合も、
肩甲骨の動きが制限されているサインです。


まとめ

五十肩で腕が上がらない場合、

腕ばかりを治療していても
変化が出にくいことがあります。

原因は、

  • 肩甲骨
  • 背中の動き
  • 姿勢バランス

こういった“全体の動き”にあるケースが多く、

そこが整うことで、
結果的に腕の動きも改善していきます。

「マッサージしても戻るな」と感じている方は、
こういった視点も一度考えてみてください。


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