腰が痛くなると、多くの人はこう考えます。
「腰が悪いんだろうな」
「腰を揉めばよくなる」
実際にマッサージを受けて
その場では楽になった経験がある方も多いと思います。
ですが、数日するとまた戻る。
こういう経験、ありませんか?
実はこれ、体の仕組みを考えると
わりと自然なことなんです。
なぜなら
腰は本来、あまり動く関節ではないからです。
体の関節にはそれぞれ役割がある
体の関節には、それぞれ役割があります。
大きく分けると
- よく動く関節
- 体を安定させる関節
この2つです。
そして体は、これらが
交互に並んでいると言われています。
トレーナーや理学療法の世界では
ジョイントバイジョイントアプローチ
という考え方があります。
簡単に言うと
「関節にはそれぞれ得意な役割がある」
という考え方です。
腰の役割は「安定」
例えば体を下から見ていくと
- 足首 → よく動く関節
- 膝 → 安定する関節
- 股関節 → よく動く関節
- 腰 → 安定する関節
という役割分担になっています。
つまり本来は
股関節がしっかり動いて
腰は体を安定させる
こういう構造なんです。
股関節が動かないと腰が頑張る
ところが現代の生活では
- 座っている時間が長い
- 運動量が少ない
こういった理由で
股関節があまり動かなくなる人が増えています。
するとどうなるか。
本来あまり動かないはずの腰が
代わりに動き始めます。
いわば
腰が頑張りすぎる状態
になります。
その結果
- 腰の筋肉が固くなる
- 疲れが溜まる
- 痛みが出る
こういったことが起こりやすくなります。
腰痛の原因は腰とは限らない
治療の現場では
「腰が痛い=腰が原因」
とは限りません。
むしろ腰は
頑張らされている側
だったりします。
腰を何度マッサージしても
また戻るという方は
腰そのものよりも
「なぜ腰に負担が集まっているのか」
そこを見ることが大切になります。
こんな腰痛、ありませんか?
- マッサージをしてもすぐ戻る
- 朝起きると腰が固い
- 長く座ると腰がつらい
- 立ちっぱなしで腰が重い
こういう腰痛の方を診ていると
腰そのものよりも
股関節の動きが少なくて
腰が頑張りすぎている
というケースがよくあります。
腰は本来
体を支える役割の関節です。
そこが動きすぎる状態になると
筋肉の疲労がたまりやすくなり
「揉むと楽だけど戻る」
という状態になりやすいです。
もし
「いつも同じところがつらくなる」
「腰を揉んでもまた戻る」
そんな状態が続いている場合は
腰そのものではなく
体の使い方のバランス
を整えることで
楽になるケースも多いです。
違和感の段階で整えておくと
回復も早くなります。
気になる方はお気軽にご相談ください。
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